衛生管理者試験って、5科目もあるから覚えるのが大変だなぁ…
仕事で関わりのない内容は、覚えにくいよね…
このようなお悩みにお答えします。
- 覚えることは最小限に!
- テキストを熟読する必要はない
- 全てを覚える必要はない
- テキストと過去問の解く順番
- 書いて覚えるのは非効率
- 問題集を最大限に活用
こんにちは。
この記事を書いている かとひで です。
私はこんなひと。
- 1975年生まれ、高卒
- 第1種衛生管理者を一発合格
- 製造業で安全衛生に携わること15年
- 現役の衛生管理者
衛生管理者の試験は5科目あり、1科目ごとにそれぞれ「覚えておくこと」が多くて大変だ!「自分にはできるのだろうか?」と、心配になっている方は多いと思います。
私も衛生管理者試験を勉強している当初の頃は、「聞いたことがない名称がたくさんあって覚えられない!」とモチベーションも下がっていました。
しかし、衛生管理者の試験問題は5肢択からのマークシートでの記入です。
- 違いを理解しているだけでいい問題
- 覚えておかなければいけない問題
上記の把握をしておけば、比較的気持ちが楽になり、取り組みやすくなるはずです。
衛生管理者試験をこれから勉強するにあたって、どのような学習方法で進めるべきかを解説していきますので、最後まで読んでください。
これから衛生管理者の学習を進めるにあたって、「どの科目から?」「どれくらい勉強したら良いの?」と迷っている方も多いですよね。
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覚えることは最小限に!【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験を勉強している方から、下記の内容をよく耳にします。
- 覚えることが多くて大変そう!
- 範囲が広すぎて覚えられない!
- 有害物質の名前が覚えられない!
仕事上、日常携わっている内容なら頭に入ってきやすいですが、それ以外は初めて目にするものばかりでチンプンカンプンだと思います。
「覚えられない!」となると、苦手意識が出てしまい衛生管理者の試験は、あっと言う間に超難関資格になってしまいます。
衛生管理者の試験を少しでも取り組みやすくするために、試験勉強を進めるにあたっての「考え方やコツ」を紹介したいと思います。
テキストを熟読する必要はない【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験勉強の最初に、テキスト(参考書)を読み込むことはおすすめしません。
衛生管理者の試験は、5科目もあり、学習する範囲がとても広いです。
聞いたこともない単語や名称を覚えようと、テキストを読んでいても頭に入らず、時間ばかりが過ぎてしまいがちです。
例えば、有機溶剤のカタカナの名称と特徴を覚えるのはとても時間が掛かります。
ですので、最初にテキストはほどほどに流し読みをして、過去問を解きながら理解していく方が早いです。
全てを覚える必要はない【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験勉強にあたって、全5科目すべての項目を覚えておく必要はありません。
ましてや、テキスト(参考書)を1ページから最後まで読んで、内容を覚えてから問題を解くとなると、膨大な時間を費やします。
その結果、モチベーションが下がって、続かなく挫折してしまいます。
ですので、合格できるレベルまでに到達するためには、自分に合った勉強スタイルを考える必要があります。
たとえば、テキストを漠然と読むのではなく、テキストと過去問を同時購入する。
そして、過去問に掲載している「1科目ごとの過去の出題傾向」の一覧表に基づき、学習を進める。
衛生管理者の試験勉強の進め方を理解しておけば、テキストに記載している内容をすべて覚えておく必要はなく、効率的に最短で合格できるようになります。
テキストと過去問の解く順番【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験勉強のおおまかな進め方を紹介したいと思います。
最初は、一つの項目を全体像がなんとなく把握できるぐらいのレベルで軽く読みます。
ここでは理解をする必要はありません。
例えば「労働生理」の「血液・循環器系」の範囲のみに絞ります。
次に、過去問で出題傾向の一覧表で確認して、同じ項目を解くようにしてください。
さらに、過去問の解答解説をしっかり読み込んで、理解を深めてください。
最後に、その項目のテキストの内容をあらためて、ゆっくり確認してください。
このステップで5科目の各項目を進めていくと、自然と理解が深まり、学習を進めることができます。
◇国家資格の勉強は、テキストと過去問選びから始まっていると言っても、過言ではありません◇
もし、まだテキストと過去問をどれにするか迷っている方は、当サイトの「テキスト・過去問ランキング」を参考にしてみてください。
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書いて覚えるのは非効率【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験勉強では、下記の有機溶剤の名称や特性・内分泌系の名称や特徴・各種規則などがあります。
とてもすぐには覚えることは困難な内容になっています。
- 有機溶剤:ノルマンヘキサン、ジメチルホルムアミド
- 内分泌系:パラソルモン(副甲状腺ホルモン)、アルドステロン(副腎皮質)
- 各種規則:特定化学物質障害予防規則、酸素欠乏症等防止規則
しかし、ノートや記憶カードなどに書くことはかえって非効率です。
なぜなら、衛生管理者の試験問題は、すべて5肢択のマークシートであり、記述問題はありません。
試験合格に必要な知識は、有機溶剤の名称と特性が紐づけば良いのであって、長ったらしいカタカナの名称を一言一句覚える必要はないのです。
書いて覚えることは最小限にとどめ、「過去問を解く➡テキストで理解を深める」の流れで、学習を進める方が合格への最短ルートです。
問題集を最大限に活用しよう!【衛生管理者の内容が覚えられない方へ】
衛生管理者の試験を受験するにあたって、過去の問題集を繰り返しすることは、必ず行ってほしいことであります。
理由としては、下記に挙げられる内容があります。
〇過去問を繰り返す理由
- 5肢択のマークシートに慣れておく
- 過去問から全く同じ問題が出題されている
- 過去問から類似問題が出題されている
- 本番の試験に慣れるため
- 本番の試験の時間配分を把握
過去問の繰り返し学習をせずに合格はありえないとも考えているぐらい、とても重要な学習方法だと考えています。
過去問を繰り返して学習する際の注意点として、テキスト(参考書)を完全に理解してからでは効率が悪く、知識の定着率も良くありません。
なぜなら、5科目すべてのテキストを理解してからでは、最初の科目は記憶にとどまっていないケースがほとんどです。
ですので、1科目ごとに「過去問➡テキスト」という順番で学習することをおすすめします。
できれば、1科目の中の項目ごとに分けて、過去問とテキストを行き来することが一番効率的です。
テキストは辞書として使用し、過去問を中心にした学習が最短で合格するルートだと考えています。
人気資格なので参考書もたくさん出ていますので、「どれを選んだら良いんだろう・・・」と、悩んでいる方は「テキスト・過去問ランキング」をご覧ください。
【まとめ】衛生管理者の内容が覚えられない方へ。
衛生管理者の試験は、5科目あり、とても範囲が広くすべてを網羅して覚えることは大変です。
はたして、衛生管理者の試験は記憶を頼りにする資格なのでしょうか?
私はそうではなく、理解をしていれば、答えを導き出せる試験だと考えています。
衛生管理者の試験は5肢択のマークシート形式であり、設問に対して5つの中から選ぶ問題なので、覚えているというよりも、理解をしているかどうかを問われています。
ですので、衛生管理者の内容を覚えられないという方は、下記の4ステップの学習方法を試してみて、ぜひ取り入れてみてください。
〇学習4ステップ
- 取り組む項目のテキスト内容をサラッと読む
- 出題範囲の過去問を解く
- 過去問の解答をしっかり読み込む
- テキストに戻り、内容の確認をする
「一人では合格する気がしない!」、「何から進めたら良いかわからない・・・」という方は、「おすすめ通信講座」をご覧いただき、参考にしてみてください。
人気資格なので参考書もたくさん出ていますので、「どれを選んだら良いんだろう・・・」と、悩んでいる方は「テキスト・過去問ランキング」をご覧ください。
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