電気工事士2種【ミニ圧着工具】を使うメリットとデメリットを紹介

電気工事士2種【ミニ圧着工具】を使うメリットとデメリットを紹介
ベテラン女性

実技試験のミニ圧着工具を使うメリットを教えて!

悩む男性

ミニ圧着工具のデメリットってあるのかな…

こんな疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • ミニ圧着工具と普通サイズの違い
  • ミニ圧着工具の単品と工具セット
  • ミニ圧着工具のメリット
  • ミニ圧着工具のデメリット

こんにちは。

この記事を書いている かとひで です。

私はこんなひと。

この記事を書いているひと
かとひで
  • 1975年生まれ、高卒
  • 第2種電気工事士を一発合格
  • 電気機械メーカーに携わること15年

電気工事士2種の圧着工具には、ミニサイズと普通サイズがあるのをご存じでしょうか?

電気工事士2種だけしか受けない人には、ミニ圧着工具がおすすめです。

なぜなら、コンパクトなので軽く握りやすく、作業中は取り回しが良いから。

狭い作業台では、「場所を取らない」「片手で握れる」「作業性が良い」

本記事では、ミニ圧着工具のメリットだけでなく、デメリットも紹介しています。

圧着工具をどれにしようかお悩みの方は、ぜひご覧ください。

目次

ミニ圧着工具と普通サイズの違い

ミニ圧着工具と普通サイズの違い  h2画像
xr:d:DAGCHCrQPEw:6,j:5177312303523540269,t:24041112

圧着工具は電気工事士の試験で、最後の総仕上げに欠かせない工具です。

施工の最後でモタモタしていたら、時間が無くなり不合格になります。

それほど圧着工具は大事で、あなたに合ったものを使うと実技試験後半がスムーズです。

ここでは、ミニ圧着工具と普通サイズの違いを見ていきます。

各メーカーの大きさと重さの比較

各メーカーの大きさと重さの比較を一覧にしています。

ミニ圧着工具は、普通サイズよりもかなり小さく軽いことが分かります。


メーカー
ミニ圧着工具普通サイズミニ圧着工具普通サイズ
大きさ(mm)重さ(g)
ホーザン202286290430
ツノダ178254260400
マーベル181242241414
ロブテックス195277290460 
アイウィス175240270440

大きさと重さの差

ミニ圧着工具と普通サイズの大きさと重さの差を表にしてみました。

有名メーカー5社では、ミニ圧着工具にすると大きさは61~84mm小さく、重さは173~140mm軽くなります。

メーカー大きさ(mm)重さ(g)
ホーザン84140
ツノダ76140
マーベル61173
ロブテックス82170
アイウィス65170
まじめな女性

ミニ圧着工具って、かなり小さいし軽いのね!

特徴を比較

ミニ圧着工具と普通サイズの特徴を比較しています。

サイズの違いで特徴が変わってくるので、比較検討してみてください。

ミニ圧着工具
普通サイズ
  • 軽い
  • 短い
  • かなり小さい
  • 工具袋に収まる
  • 微調整がしやすい
  • 片手で握れる
  • 場所を取らない
  • 電気工事士2種のみ
  • 重い
  • かなり長い
  • 結構大きい
  • 工具袋に入れにくい
  • てこの原理で机を支えに圧着
  • 両手で圧着
  • 場所を取る
  • 電気工事士1種も対応可能

ミニ圧着工具の単品と工具セット

ミニ圧着工具の単品と工具セット h2画像

電気工事士2種の工具は、圧着工具を含め、ドライバーや電線をカットするものを準備する必要があります。

圧着工具は、施工の最終段階で登場し、器具と接続した電線をつなぐための重要なアイテムになります。

40分間と制限時間が設けられている実技試験では、最後のカシメ作業が合否の決め手と言っても過言ではありません。

そこで、下記の記事では、ミニ圧着工具の単品比較とミニ圧着工具が入っている工具セットを紹介しています。

興味のある方は、本記事をご覧になり、あなたに合った圧着工具を探してみませんか

ミニ圧着工具を使うメリット

ミニ圧着工具を使うメリット h2画像

ここでは、ミニ圧着工具を使うことによるメリットを紹介しています。

●ミニ圧着工具を使うメリット

  • 女性の小さい手でも扱いやすい
  • 軽いので疲れにくい
  • コンパクトで携帯性が良い
  • 試験会場の狭い作業台に最適
  • 普通サイズより値段が安い

女性の小さい手でも扱いやすい

ミニ圧着工具は、女性の小さな手でも扱いやすいサイズです。

なぜなら、普通サイズの圧着工具よりも3~4割ほど小さくなっています。

たとえば、ホーザンでは84mm全長が小さくなります。

圧着工具を販売している各メーカーの圧着工具について、大きさを比較してみましょう。

メーカーミニ圧着工具(mm)普通サイズ(mm)
ホーザン202 286 
ツノダ178 254 
マーベル181 242 
ロブテックス195 277  
アイウィス230 335 

ミニ圧着工具はかなり小さいので扱いやすく作業性がよい

軽いので疲れにくい

ミニ圧着工具は、普通サイズよりも軽いので、疲れにくいのが特徴です。

普通サイズの圧着工具と比較してみると、3~4割ほど軽くなっています。

圧着工具を販売している各メーカーの圧着工具の重たさを比較してみましょう。

メーカーミニ圧着工具(g) 普通サイズ(g)
ホーザン290430
ツノダ260400
マーベル241414
ロブテックス290 460 
アイウィス600750

たとえば、圧着工具は施工の終盤に活躍しますので、緊張と疲れがピークに達します。

ですので、施工の総仕上げで使用する圧着工具は、軽く疲れにくいミニ圧着工具がおすすめです。

圧着工具が軽ければ、工具を握る作業が多い電気工事士の試験でも疲れにくい

コンパクトで携帯性が良い

ミニ圧着工具は、携帯性に優れています

なぜなら、小さくコンパクトなので、普通サイズよりも利便性が高いから。

たとえば、工具入れにスッキリ収納でき、持ち運びにも便利です。

屋外作業や狭い現場では、ミニ圧着工具が重宝されています。

試験会場の狭い作業台に最適

試験当日にミニ圧着工具は、威力を最大限に発揮してくれます。

電気工事士2種の実技試験は、制限時間内に完成させるために、いかに効率よく作業をするかに掛かっているから。

たとえば、試験現場となる机は本当に狭いので、ミニ圧着工具のコンパクトさはまさに正義

私の実体験からも言えるのですが、試験会場の狭い作業台では、ミニ圧着工具が最適です。

普通サイズより値段が安い

ミニ圧着工具は、普通サイズよりも値段が安く、お財布に優しいです。

工具セットでもミニ圧着工具が入っているセットを選ぶと、総額は安くなります。

ホーザンやツノダなどの各メーカーごとに、ミニ圧着工具について詳しく紹介している記事があります。

ミニ圧着工具のデメリット

ミニ圧着工具のデメリット h2画像

メリットがたくさんあるミニ圧着工具(コンパクトサイズ)にも少なからず、デメリットは存在します。

ここでは、ミニ圧着工具のデメリットを紹介しています。

●ミニ圧着工具を使うデメリット

  • 電気工事士2種の試験限定
  • 力はそれなりに必要
  • 現場用に普通サイズも必要

電気工事士2種の試験限定

ミニ圧着工具は、電気工事士2種の実技試験限定になります。

なぜなら、電気工事士1種で出題される「大」には対応していないから。

電気工事士1種も受けるつもりなら、買い直す必要が出てきます

電気工事士2種のみなら、取り回しやすいミニ圧着工具がおすすめ

実際の電気工事の現場では、コンパクトで携帯性が良く持ち運びに優れているので重宝されています。

力はそれなりに必要

ミニ圧着工具は、小さい手の方にも使いやすいですが、力はそれなりに必要です。

なぜなら、女性の小さい手でも握りやすいですが、力が必要ないというわけではないから。

たとえば、刻印がしっかり見えるぐらいに握り締めるには、それなりに力は必要です。

ミニ圧着工具は、小さく軽いので握りやすく電気工事士2種では最適なツール

力が必要ではないというわけではありませんので、ご注意ください

現場用に普通サイズも必要

現場用に普通サイズも必要になるので、「大」にも適応した圧着工具を購入しないといけません。

なぜなら、実際の現場では、「大」の圧着作業もあるから。

ミニ圧着工具は、電気工事士2種を受けるためとして考えておきましょう

しかし、現場では普通サイズの圧着工具を使用する場面が少なくなっているのが現状。

私の知る職人たちの腰袋には、ミニ圧着工具を入れていることが多い

共有で普通サイズを使用し、職人の腰袋にはミニ圧着工具を入れている。

まとめ 電気工事士2種【ミニ圧着工具】を使うメリットとデメリット

まとめ 電気工事士2種【ミニ圧着工具】を使うメリットとデメリット h2画像
この記事でわかること
  • ミニ圧着工具と普通サイズの違い
  • ミニ圧着工具の単品と工具セット
  • ミニ圧着工具のメリット
  • ミニ圧着工具のデメリット

私は当初、何も知らずに普通サイズの圧着工具を購入していました。

普通サイズの圧着工具は、大きくて重く使いづらいと感じていました。

ある日、電気工事士2種の技能試験では、「大」の圧着は出題されないことを知りました。

そこで、普通サイズよりコンパクトなミニ圧着工具に買い替えました。

私にはミニ圧着工具は、かなり小さめで握りやすく作業性が良かったので、作業性が上がりました。

電気工事士2種の技能試験でも使用可能でしたので、試験当日はこのミニ圧着工具を使用しています。

圧着工具をどれにしようかとお悩みの方は、下記の記事に詳しく記載していますので、ご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次