第二種電気工事士の材料セットを買いたいけど、たくさんあってどれが良いかわからない……
技能試験の材料セットの選ぶポイントってあるの?
こんな質問にお答えします。
- 価格は適正か(ムダはないか)
- 電線や器具はそろっているか
- 消耗品は足りるか
- セット販売は選べるか
- 販売実績、信頼性はあるか
- 在庫、出荷状況はどうか
- サポート体制
こんにちは。
この記事を書いている かとひで です。
私はこんなひと。
- 1975年生まれ、高卒
- 第二種電気工事士に一発合格
- 電機メーカーに携わること15年
第二種電気工事士の筆記試験に合格すると、次は技能試験ですよね。
技能試験の練習をするときに、準備するものが結構あるのはご存じですか?
- 電線は10種類以上
- 器具は30種類以上
- 技能試験対策テキスト
- ストリッパーや圧着工具セット
私も技能試験の練習を始めようとしたときに、初めてこれだけの準備が必要なのだと知りました。
電線や器具をホームセンターで、ご自身で購入されるのも良いと思います。
しかし、取り扱っていない電線もあり、何十種類の電線と器具をそろえるのは、とても大変です。
そこで、とてもそんな時間を掛けられないし、すぐに技能試験の練習をしたい方へ朗報です。
技能試験13題の候補問題すべての電線と器具がセットで購入できるものが、Amazonや楽天にあります。
本記事ではあなたに合った材料セットを選んでもらうために、7つのポイントを紹介しています。
第二種電気工事士の技能試験の材料セットを選ぶ7つのポイント
第二種電気工事士の技能試験で練習用として購入する材料セットについて、選ぶときの7つのポイントを紹介しています。
この7つのポイントを頭に入れて、材料セットを選んでもらえたら、ほとんど間違いないと思います。
●技能試験の材料セットを選ぶ7つのポイント
- 価格は適正か(ムダはないか)
- 電線や器具はそろっているか
- 消耗品は足りるか
- セット販売は選べるか
- 販売実績、信頼性はあるか
- 在庫、出荷状況はどうか
- サポート体制
●費用をできるだけ安くしたいと思う方は、こちらをどうぞ。
筆記・技能試験テキスト、練習材料セット、工具セットについて解説しています。
価格は適正か(ムダはないか)【第二種電気工事士の材料セット】
技能試験の練習用の材料セットは、ムダなものが含まれて価格が高くなっていないかの確認が必要です。
なぜなら、私が技能試験の練習のときに、電線は必要最低限で良いのではないかと思っていたからです。
たとえば、13題の候補問題で毎回出てくるVVF1.6-2Cでも、使いまわしができるのでかなり余りました。
材料セットにムダが多くて、価格が高くなっているものは避けておいた方が、試験後に損をしたように思わなくてすみます。
練習材料セットは購入するものだと思い込んでいませんか?
電線や器具はそろっているか【第二種電気工事士の材料セット】
電線や器具は、13題の候補問題に対して、全てそろっているかの確認しておきましょう。
なぜなら、試験はどの問題が出題されるかわからないので、電線や器具は出題問題と一致しておくべきだと考えるからです。
たとえば、端子台は6極だけしかなく、端子台の3極と5極を代用する材料セットもあります。
技能試験において、もし練習で触ったことがない端子台の3極や5極の問題が出たら、私ならドキッとしてしまいます。
ですので、電線や器具は、候補問題に出題されているものと一致した材料セットの購入をおすすめします。
消耗品は足りるか【第二種電気工事士の材料セット】
技能試験で練習する材料の中には、一度使うと使用できない材料があります。
リングスリーブの小や中は、電線と電線をつなぎ合わせた後は、圧着で変形して使い物にならないので消耗品です。
ですので、材料セットを選ぶときに、セットに含まれる数量で足りるのかも確認が必要です。
●使い回しができない消耗品
- リングスリーブ(小)
- リングスリーブ(中)
- 埋込連用取付枠
リングスリーブ(小)は一番使いますが、目安としては、50こ~100こぐらいあれば良いと考えます。
埋込連用取付枠は、スイッチやコンセントを取り付ける際に金属疲労で壊れますので、3~4こ必要かと思います。
何度も練習したい人には、消耗品が多い材料セットが良いかもしれません。
材料セットの種類はたくさんあるか【第二種電気工事士の技能試験】
練習用の材料セットの種類が豊富なのか、選ぶポイントとして重要になります。
選択肢が多い方が、自分に合った練習ができるからです。
たとえば、自分は不器用なので練習が必要だと感じている人は、3回分を選ぶかもしれません。
また、工具も買わないといけないので、工具も一緒のセットを購入したいという人もいるでしょう。
材料セットのバリエーションは、多い方が選択肢が増えて自分に合った練習ができます。
各メーカーでは、電線と器具のみだけではなく、受験者に合わせたセットを販売しています。
- 1回~3回分の練習セット
- 技能対策テキストを含むセット
- DVD動画が入っているセット
- 材料セットと工具セットが一緒になっている
販売実績、信頼性はあるか【第二種電気工事士の材料セット】
販売実績やメーカーが信頼できるのかを確認しておく必要があります。
「ここ安いけど大丈夫?」というのは、ネット販売ではよくあること。
名前の聞いたことのあるメーカーで、販売実績をしっかり打ち出しているところが良いです。
そこそこ高いものを買うのですから、信頼があり、間違いがないところから購入したいですよね。
在庫、出荷状況はどうか【第二種電気工事士の材料セット】
材料セットを購入する際に、在庫があるのか、注文してすぐに届くのかはとても大切なことです。
「在庫がない」「出荷に時間がかかる」ではお話になりません。
技能試験までに時間がなくなってきた人や、すぐに練習をしたい人にとっては死活問題ですよね。
ですので、在庫状況や出荷にかかる日数などは、把握しておく必要があります。
サポート体制【第二種電気工事士の材料セット】
材料セットを選ぶときに、サポート体制があるかどうかを確認しておきましょう。
材料セットに関しての問い合わせ以外に、施工に関してLineや電話相談ができるサービスが付いているものがあります。
一人での練習になりがちなので、自分の施工が正しいのか聞きたいときに便利です。
Lineや電話で疑問点を聞けるサポート体制が付いているメーカーもあるので、不安な人は押さえておきましょう。
まとめ【材料セットを選ぶ7つのポイント】第二種電気工事士の技能試験
本記事では、技能試験の練習で使用する電線や器具の材料セットを選ぶときの7つのポイントを紹介しました。
私の経験上では、練習用の電線を購入するのに悩んでいる時間は、もったいないと思います。
仕事をしながら受験されている方は、ポイントを押さえて購入し、多くの時間を練習にあてることをおすすめします。
- 価格は適正か(ムダはないか)
- 電線や器具はそろっているか
- 消耗品は足りるか
- セット販売は選べるか
- 販売実績、信頼性はあるか
- 在庫、出荷状況はどうか
- サポート体制
●費用をできるだけ安くしたいと思う方は、こちらをどうぞ。
筆記・技能試験テキスト、練習材料セット、工具セットについて解説しています。
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