・効率的な勉強方法ってないかしら?
・5科目もあるけど、どの科目から手を付けたらいいの?
このようなご質問にお答えしていきます。
- 過去問を中心に学習を進めていく
- 5科目のうち、労働生理から始める
- 過去問に記載がある出題傾向の一覧表に基づき、項目ごとに解いていく
- 書いて覚えるのは非効率
- スキマ時間を有効に活用
- YouTubeで理解しにくい単元を確認
- Twitterで勉強仲間をつくる
- 時事問題も意識しておく
こんにちは。
この記事を書いている かとひで です。
私はこんなひと。
- 1975年生まれ、高卒
- 第1種衛生管理者を一発合格
- 製造業で安全衛生に携わること15年
- 現役の衛生管理者
私がどうやって第1種衛生管理者に一発合格できたのかを含めて、衛生管理者の勉強方法についてを本記事でしっかり解説していきますので、最後までじっくりと読んでみてください。
【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法とは?8つのポイントを紹介!
●効率的な8つの勉強方法のポイント
- 過去問を中心に学習を進めていく
- 5科目のうち、労働生理から始める
- 過去問に記載がある出題傾向の一覧表に基づき、項目ごとに解いていく
- 書いて覚えるのは非効率
- スキマ時間を有効に活用
- YouTubeで理解しにくい単元を確認
- Twitterで勉強仲間をつくる
- 時事問題も意識しておく
国家資格の衛生管理者を受けるにあたって、独学、通信講座、講習会など、いろいろな勉強スタイルがあると思います。
ここでは、テキストや過去問での学習を中心にして独学で、合格を目指す方向けに学習のポイントを記載しています。
どのような学習方法が最短で効率よく勉強を進めることができるのか。
独学で、衛生管理者の試験を一発合格できた勉強の進め方をお伝えします。
『過去問中心で進めること』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法①
結論から話すと、過去問を中心とした学習方法が最短で、一番効率が良いです。
なぜなら、文章の書き方や計算式を覚えておかないといけない記述式問題や計算問題が出題されるわけではなく、5問からの選択するマークシート形式なのでとりあえず解答できるからです。
たとえば、出題形式がすべてマークシートなので、テキストで基礎知識だけを付けておいて、その項目の過去問を自分なりに答えを出してみます。
そして、解答解説を見て、解説内容を読み込みます。
解説内容では理解できなかった場合には、テキストでその範囲を確認するという繰り返しで進めていきます。
●過去問を中心とした解き方
- 過去問のその項目を解き、自分なりに答えを出す
- 過去問の解答解説で答え合わせをする
- 解答解説で理解ができなかった項目についてはテキストで確認する
この流れが一番効率的だと実感します。
他の試験でもこの方法は有効であり、一発合格を勝ち取る最短の方法だと考えています。
どうしても単元ごとに理解をしてから問題を解きたいという方は通信講座などもあります。
『まずは【労働生理】から』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法②
第一種衛生管理者は5科目あるので、ボリュームが非常にあります。
どの科目から始めたら良いのかで迷いませんか?
しかし、迷っているだけ時間のロスです。
知識のある分野もあるでしょうから、強制力はないですが、全くの初心者なら労働生理からスタートされることをおススメします。
●どの科目から始めたら良いのか
- 労働生理
- 労働衛生(有害業務に係るもの以外)
- 労働衛生(有害業務に係るもの)
- 関係法令(有害業務に係るもの以外)
- 関係法令(有害業務に係るもの)
第二種にはなかった、第一種衛生管理者から新たに増えた科目の「有害業務」はとっつきにくく覚えることが多いので、時間がかかります。
ですので、比較的日常的な内容である労働生理から始めて、労働衛生、関係法令と進んでいけば、ストレスが少なく進めることができると思います。
『項目ごとに横展開する』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法③
過去問を中心に勉強を進めていくと話しましたが、最新の年度ごとに進めるのか、項目ごとに進めるのか?という進め方がわからない人も多いと思います。
項目ごとに年度をまたいで、横展開する勉強の進め方をおススメします。
なぜなら、年度ごとでは項目が分散してしまい、頭に定着する時間が非常にかかってしまいます。それに比べて、項目ごとに年度をまたいで進めることによって、その項目ばかりを学習しますから、時には同じ問題も出題しており、定着率はグッと上がります。
たとえば、「労働生理」をまず勉強するなら、感覚器官の項目の過去問を年度をまたいで過去6年分なら6年分全て解いてみる。そこでわからないところは辞書代わりにテキストを開いて、詳しく読み込む。最初はこのやり方である程度の知識を定着させる方が頭に残りやすいです。
第一種衛生管理者の範囲は広いです。ですので、各項目ごとに問題を解いて、ある程度の知識を定着させて、次の項目に進む方が効率が良いと思います。
『書いて覚えるのは非効率』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法④
衛生管理者での試験勉強は、覚えるために何度も書くというのは有効な手段ではありません。
なぜなら、設問に対して5問出題されて、その中から1つを選ぶ方式です。単語を書いて覚えるというより、文章を読んで解答を導き出す訓練をする方が有効だからです。
たとえば、○○のうち、正しい記述はどれか?という設問があるなら、5問のうちのどれが正しい記述なのかを読み取る力を養なわないと正解を導くことができません。
ですので、書かせる問題は出題されないので、覚えるために書くことは非効率です。
選択肢から正解を導くように、繰り返し読むことをおススメします。
『スキマ時間の有効活用』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法⑤
学習に当たっては、スキマ時間を有効に使うようにしましょう!
なぜなら、衛生管理者の受験の特徴として会社命令として取得する資格になります。学生とは違い、まとまった時間はありませんので、1日24時間を有効に使えないと合格できません。
たとえば、通勤の電車・バスの中。昼休み時間。トイレ中・・・など、手持ち無沙汰の時間って結構あると思いますので、その時間を衛生管理者の受験の期間だけでも、有効活用してください。
ですので、スキマ時間を有効に使って、学習を進めるべきです。
『YouTubeを活用しよう!』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法⑥
衛生管理者の学習を進めるにあたって、各企業がYouTubeで動画配信していますので、取っつきにくい分野などはYouTubeをのぞいてみても良いかもしれません。
なぜなら、文字やイラストだけではなかなか理解しにくいことでも、動画で理解しやすいものも多くあります。
例えば、有害物質の名称の語呂合わせを音で覚えることができたり、難しい固有名詞やカタカナばかりの有害物質などを耳で聞くことで理解がしやすくなります。
ですので、YouTubeで取っつきにくい分野を少しでも理解でき、次へと進むステップとして利用するのもありだと思います。
『Twitterで勉強仲間とつながろう!』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法⑦
SNSのTwitterで衛生管理者の受験仲間とつながって、お互いに励ましあったり、相談してモチベーションアップにつなげることも重要です。
なぜなら、試験勉強って孤独ですよね。ましてや、社会人が仕事を終えて自分の自由時間を割いて勉強する。テキストと問題集とのにらめっこが続くのですから、時には仲間も必要です。
たとえば、勉強に疲れた時、行き詰って辞めたくなった時に、Twitterで弱音をつぶやいたら励ましの言葉をもらえたりもします。
ですので、Twitterで衛生管理者の勉強をしている仲間を見つけることも合格への近道です。
『時事問題も取り入れよう』【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法⑧
最近の世間の動向もネットニュースや紙面で押さえておきましょう!
なぜなら、試験問題とはその時々の時事問題を反映することが多いからです。
たとえば、近年の企業が抱える問題からの出題が増えてきており、「VDT」、「腰痛予防対策」、「メンタルヘルスケア」などの、問題が出題されています。
ですので、企業や世間が抱えているような時事問題は情報収集しておいてください。
【第1種衛生管理者】効率的な勉強方法とは?8つのポイントを紹介!
衛生管理者の勉強方法において、効率的な8つのポイントをまとめておきました。
間違えた勉強方法で進めると、非効率的ですし、合格には遠くなってしまいます。
時間がない中で、効率的な勉強方法で、最短で合格を勝ち取りましょう。
●効率的な8つの勉強方法のポイント
- 過去問を中心に学習を進めていく
- 5科目のうち、労働生理から始める
- 過去問に記載がある出題傾向の一覧表に基づき、項目ごとに解いていく
- 書いて覚えるのは非効率
- スキマ時間を有効に活用
- YouTubeで理解しにくい単元を確認
- Twitterで勉強仲間をつくる
- 時事問題も意識しておく
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