衛生管理者試験は、一発で合格は無理そう・・・
衛生管理者試験の合格率って年々低下してるの?
衛生管理者の試験って難しくなったの?
このような疑問にお答えしていきます。
- 第1種・第2種衛生管理者の合格率は?【一発合格】は可能なのか?
- 合格率は年々低下している!?
- 一発で合格できる人は全体の何割ほどいるのか?
- 合格率と難易度は?
- 効率的な学習をしないと難易度は高い
- 合格率は低くはないので、頑張れば一発合格も可能!
こんにちは。
この記事を書いている かとひで です。
私はこんなひと。
- 1975年生まれ、高卒
- 第1種衛生管理者を一発合格
- 製造業で安全衛生に携わること15年
- 現役の衛生管理者
衛生管理者は企業が健全な労働環境を保ち、企業の存続を保つために必須な資格なので、需要が高まっています。
そんな衛生管理者試験が、年々合格率が下がっていることをお気づきでしょうか?
独学や通信講座、講習の中であなたに合った学習方法を見つけるために、計画を立てる必要があります。
本記事では衛生管理者のこれまでの合格推移を見ていき、どのように学習を進めていけばいいか解説しています。
衛生管理者の合格率は年々低下!難しくなった?一発では受からない?!
衛生管理者の試験は、年々合格率が低下しており、難しくなってきている傾向にあります。
10年前の合格率と近年を比較すると、約10%も低下して、合格率は50%を下回っています。
さらに、一発合格で合格する人は、約20%というデータが出ています。
●衛生管理者の合格率
- 2人に1人は不合格
- 一発で合格するのは、5人に1人
そんな背景もあり、衛生管理者試験は年々合格率が下がり、むずかしくなっているので、しっかりした試験対策が必要になります。
本記事では第一種衛生管理者の合格率と、一発で合格することは可能かどうかについて解説していきますので、不安な方は、最後までじっくりと読んでみてください。
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通信講座で確実に一発合格を目指したい方へ
第1種・第2種衛生管理者試験の合格率は年々低下?難しくなって受からない?
- 第1種の合格率の傾向
- 平成20(2008)年度は57.3%
令和04(2023)年度は46.0%まで合格率が下がっています。
年度 | 合格率 |
令和05(2023)年度 | 46.0% |
令和04(2022)年度 | 45.8% |
令和03(2021)年度 | 42.7% |
令和02(2020)年度 | 43.8% |
令和01(2019)年度 | 46.8% |
平成30(2018)年度 | 44.2% |
平成29(2017)年度 | 45.0% |
平成28(2016)年度 | 45.5% |
平成27(2015)年度 | 55.5% |
・ ・ ・ | ・ ・ ・ |
平成20(2008)年度 | 57.3% |
- 第2種の合格率の傾向
- 平成20(2008)年度は68.5%
令和03(2022)年度は49.6%まで合格率が下がっています。
年度 | 合格率 |
令和05(2023)年度 | 49.6% |
令和04(2022)年度 | 51.4% |
令和03(2021)年度 | 49.7% |
令和02(2020)年度 | 52.8% |
令和01(2019)年度 | 55.2% |
平成30(2018)年度 | 52.4% |
平成29(2017)年度 | 54.9% |
平成28(2016)年度 | 55.5% |
平成27(2015)年度 | 66.0% |
・ ・ ・ | ・ ・ ・ |
平成20(2008)年度 | 68.5% |
過去推移から見ると、合格率は年々低下しており、今後取得しにくい資格になっている傾向だと言えます。
◇これから勉強を始める方、一度落ちてしまった方は参考までに◇
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第1種衛生管理者試験を一発合格できる人は全体の何割ほどいるのか?
過去の合格率を挙げましたが、第1種・第2種ともに、おおむね50%前後になっています。
第1種では50%を下回る年もあり、年々難しくなっており、衛生管理者は受からない国家試験になりつつあります。
そこで、一発で合格した人の割合はどれほどなのでしょうか?
何度も試験を受けるのは大変だから、一発合格を目指したいというのは誰しも考えるはずですよね。
公式では発表されてはいないですが、アンケートや企業の調査などでは、合格率は出ています。
第1種衛生管理者試験は、一発合格者は少なく、複数回受けてやっと受かる試験だということがわかります。
ですので、衛生管理者試験は年々合格率は低下しており、難しくなって一発合格では受からない試験になっています。
そこで、しっかりとした、衛生管理者試験対策が必要になります。
参考書と過去問を使用して、独学で試験勉強を進めたいという方は、「テキスト・過去問ランキング」を参考にしてみてください。
衛生管理者の試験が年々難しくなって、受からないようになってきているのなら、通信講座も視野に入れて考えようという方は、「おすすめ通信講座」をご覧いただき、参考にしてみてください。
衛生管理者試験の難易度は高いのか、それとも低いのか
衛生管理者試験の難易度は、高いのでしょうか?
前述したように、第一種衛生管理者試験に一発で合格する確率は20%~30%程度です。
ですので、衛生管理者試験を2回以上試験を受けている人が多数いることがわかります。
では、なぜ合格率50%ほどの試験に一発で合格できないのでしょうか?
一発で合格できない理由
- 一夜漬けでできると思っていた
- 計画通りに進められず、中途半端で受験した
- 苦手科目があるまま受験した
- マークシートだと過信した
一発で合格できなかったとしても、受かるまで頑張れば良いのですが、受からないままやめてしまう場合もあります。
難易度が高いと感じる理由
- 学習範囲が広すぎる
- 有害業務(第一種)が理解しにくい
- 学習の仕方がわからない
せっかく頑張ってきたのに、試験を受けることをやめてしまうのはとても残念です。
結論としては、学習計画をしっかり決めて、コツコツ進めていかなければ難易度は相当高いものになるでしょう。
衛生管理者試験は効率的な学習をしないと難易度は高い
衛生管理者試験の合格率は約50%なので、国家試験としてはむずかしくない試験と言えるでしょう。
しかし、第一種は5科目もあり、どこから手を付けていいかわからないぐらい学習範囲が広いです。
ですので、効率的な学習をしないとあなたにとって、衛生管理者試験は難易度が高い試験になってしまいます。
試験科目 | 問題数 | 配点 | 計 |
---|---|---|---|
関係法令(有害業務) | 10問 | 8点 | 80点 |
労働衛生(有害業務) | 10問 | 8点 | 80点 |
関係法令(有害業務以外) | 7問 | 10点 | 70点 |
労働衛生(有害業務以外) | 7問 | 10点 | 70点 |
労働生理 | 10問 | 10点 | 100点 |
5科目合計 | 44問 | ―― | 400点 |
さらに1科目ごとに足切り点があり、最低ラインをクリアしないと全体で合格点をとっても不合格になります。
衛生管理者試験は、合格点が高いので簡単だろうとあまり試験勉強をしないまま受ける方が多いです。
【まとめ】衛生管理者の合格率は年々低下しているが、一発合格は可能
第1種、第2種ともに衛生管理者の合格率は年々低下していますが、効率的な学習で一発合格は可能です。
しかし、衛生管理者試験は合格率が高いものの一発合格者は約20%~30%なので、現実は2回以上試験を受けている人が圧倒的に多いことがわかります。
その理由としては、衛生管理者は実務経験が必要なため、社会人が仕事をしながら勉強する状況にあります。
試験勉強に費やせる時間が少なく、中途半端での試験勉強になってしまい不合格となってしまいがちです。
ですので、通信講座やアプリなどの勉強手段もあるので、「必ず一発合格したい!」、「もう何度も受けているので今度は受かりたい!」という人は、ご検討してみてはどうかと思います。
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- 衛生管理者は5科目もあるので、どのように勉強を進めたら良いのか悩んでいる方
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